高齢者を雇用する時考えることは?【助成金専門社会保険労務士 神奈川県 相模原市】
皆さんは従業員を雇用する時どんなことを考えてますか。
新卒がいいのか、中途採用が良いのかと迷うこといがありますよね。
どちらがいいのかは採用する目的によって違ってくるでしょう。
将来の基幹戦力になって欲しいのか、今すぐに人手が足りないのかによって変わってきますね。新卒がいいとか中途がいいとかというより採用の目的によるということです。
特に30人以下の会社の場合は差別化できる魅力があればいいのですが、新卒の優秀な人材を採用するのは難しいです。
将来基幹となる人材を雇用すためには焦らずに会社の魅力をアピールして攻めの姿勢で待たなければならないと思います。
でも、心配入りません。それはそれで職場の状況や会社の雰囲気、将来展望など会社の魅力を細かく詳細にアピールしながら時間をかけて待つことです。
そして、即戦力として中途採用を中心に進めましょう。中途採用の利点としてはなんといっても即戦力になることですね。他の会社で教育を受け、経験を積んできた人材であるということです。
中途採用の場合、特に年齢にこだわる必要もないでしょう。中途採用の中からでも基幹戦力になる人材はいます。でも、採用する人の年齢によって雇用の仕方を考えた方がいい場合があります。
相模原の事業主の方々からもよく聞かれるのですが、”従業員を雇用する時に受給できる助成金はないですか”と、相模原でなくても全国どこでもいっしょですが、まずは有期契約で雇用することです。そしていいと思えば正社員に転換します。ですから必ず正社員転換制度を入れておくことです。
何が良いのかと言いますと、まずは有期契約ですから、もし、人物が会社に合わないと思えば契約期間の満了で雇い止めすることが出来ます。試用期間の場合は、正社員雇用と同様ですから解雇になってしまい、簡単に辞めていただくことは出来ません。
そして、有期契約で6カ月以上雇用した後に賃金を3%アップして正社員に転換すると57万円の助成金が受給出来ます。
もし、これが50歳代の従業員の場合は、賃金をアップさせる必要もなく無期雇用に転換するだけで48万円の助成金が受給出来ます。
更にこれが60歳代の場合は有期雇用ではなく、最初から無期雇用で雇用すると60万円、65歳以上の場合は70万円の助成金が受給出来ます。
ですから60歳以上の場合は採用面接時に良く人物を見定めて、無期契約で雇用するという方法もありますので、定年は65歳とか70歳に延長しておくといいですね。
以上、60歳以上の高齢者を雇用する時は、有期雇用にするか、無期雇用でいいのか考えた方がいいということです。
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高齢者の雇用の仕方は考えた方が良い場合があります!
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