後継者づくりの相談から助成金を活用する事例!【相模原市で助成金を活用する社会保険労務士】
今回は相模原市ではなく、藤沢市の経営者の方からの相談です。
経営者の年齢が70歳を過ぎたが後継者がいない。造園業の経営とと自社の店舗や近隣のモールで花屋を出店している。
造園業は今いる従業員に後を継がせたいが、花屋の方は授業員にパートしかいない為後期者がいない。なんとか事業を承継していただく方法は無いかというご相談でした。
今いるパートさんの内、週20時間以上勤務の雇用保険に加入するパートさんは4人います。このパートさんの内、後を継いでいただけそうな人はいないのか聞いてみると、二人はいるとのことであり、後は本人のやる気次第、まずは本人の意思を確認してみて下さいとアドバイスしました。
このパートさんがその気があるならば正社員に転換すればいいのです。そして他のパートさんたちを仕切ってもらい、いずれは後継者として事業を承継するという方法もあります。
この方法で行くと、二人のパートさんは現状が無期雇用契約の従業員ですからこの二人を正社員に転換することにより、キャリアアップ助成金が申請出来ます。無期契約社員から正社員への転換は一人28.5万円です。二人で57万円になります。
ただし、給与を3%以上アップすることとフルタイムで働いてもらうため、人件費は増えます。その分生産性をあげたり、短時間勤務のパートさんたちの人件費を削減したり、いろいろと考えなければいけないことがあります。そのうえで決めていただかなければならないので、簡単に兼段出来るものではありません。
正社員転換する二人の人件費増のシミュレーションと削減可能なパートさんの人件費減のシミュレーション、そして二人が正社員に転換することによって他のパートさんの労務管理をこまめに行えることや売り上げアップに繋がることによる生産性の向上もシミュレーションして、全体の改善度合いを試算してみる必要があります。
この経営者さんはおそらく上手く行くはずだと言っておられました。2週間後のシミュレーションの結果が楽しみです。
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