機械設備を購入するともらえる助成金があるの知ってますか？【助成金労務経営コンサルタント　based in 相模原】 | 助成金 | 相模原市で助成金申請代行を行ってきた実績や最新の情報をブログに掲載しております

皆さんも仕事の効率を上げようとして機械設備を購入したり、システムを導入することがありますよね。そんな時に受給できる助成金があるんです。

今回はそんな助成金を二つ紹介します。

１．働き方改革推進支援助成金

　　労働時間短縮・年休促進コース

２．業務改善助成金

１．の労働時間短縮・年休促進コースで最も効率的に申請する準備をする方法は、就業規則に次の二つの規程を導入することです。

➀有給のボランティア休暇等を１日設定すると限度額５０万円の助成金を申請出来ます。

②年次有給休暇を時間単位で取得可能にすると限度額５０万円の助成金を申請出来ます。

➀と②を合わせて合計で限度額１００万円の助成金が申請出来ます。

助成金額は生産性を上げる機器の購入費用の７５％（合計１００万円）が支給されます。購入する機器は新品のもので相見積もりが必要になります。中古品の購入では申請出来ません。

＜認定される機器の事例＞

※会社の状況に寄りますので、必ずしも以下の事例で認定されるとは限りません。それぞれ具体的な案件ごとに労働局に確認する必要があります。

《手作業の業務を機械化することで労働時間の短縮が出来る機器が助成金の対象になります。以下、具体的事例》

食器洗浄機、治療器具洗浄機、高圧温水洗浄機、工業用ミシン、包装機器、門型リフト、ステンレス製型枠、清掃ロボット、ＰＯＳレジシステム、電磁黒板、フードプリンター、業務用冷凍庫、ベルトコンベア、口腔内スキャナ、自動撹拌機、芝整備機、除雪機、業務用乾燥機、真空包装機、電動式ベッドなど

続いて、２．の業務改善助成金の申請準備方法について説明します。

業務改善助成金は、賃金が最低賃金＋３０円以内の従業員の賃金を２０円以上引き上げて、労働時間の短縮になるような機械設備やシステムの導入をした場合、費用の７５％が助成金として支給されるものです。

賃金を引き上げる金額と従業員数によって助成金額が違います。

例えば、

従業員　　　１人を２０円引上げた場合の上限助成金額：　２０万円

従業員　 ４～6人を３０円引上げた場合の上限助成金額：　７０万円

従業員 　４～6人を４５円引上げた場合の上限助成金額：１００万円

従業員１０人以上を４５円引上げた場合の上限助成金額：６００万円

このようになります。

《機械設備の導入事例》

自動釣銭機、券売機、洗浄機、原料充填機、ベルトコンベア等

《システムの導入事例》

POSレジシステム、受発注機能付きホームページ、WEB会議システム、顧客管理システム、生産管理システム等

《その他》

業務マニュアル作成、改修等による店舗レイアウト変更、フォークリフト、運搬用冷凍車等

※1．と同様、会社の状況に寄りますので、必ずしも以下の事例で認定されるとは限りません。それぞれ具体的な案件ごとに労働局に確認する必要があります。

上記に該当する場合、助成金を受給できる可能性がありますので、何か機械設備の購入など計画がありましたら、助成金専門の社会保険労務士に確認してみることをお勧めします。

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