助成金って申請手順を間違えると支給されないのか？【神奈川県相模原市で助成金を活用する社会保険労務士】

2022/01/05

助成金

相模原の事業主の方から、助成金は申請する為の一つ一つの手順を間違えると支給されないのかと聞かれたことがあります。

二つ助成金があってそれぞれの助成金で同じことを同じ手順で行って申請しても片方が不支給になることがあります。

申請手順は助成金毎に違います

ハッキリ言いまして、助成金にはそれぞれじの助成金毎に手引きが作成されています。その手引きの手順通りにしないと不支給になります。

手引きを読み込むか窓口の担当によく聞く

この手順が非常にわかり辛く、手引書を良く読み込まないとどうすればいいのか分かりません。読み込んでも分からない場合がありますが、そんな時は助成金の窓口担当に確認した方が良いです。ちょっとした記載違いなら別ですが、手順を間違えて申請すると取り下げは出来ませんから不支給になるだけです。そうなったら悔やんでも手遅れで、もうどうにもなりません。

手順の一例

例えば、キャリアアップ助成金で有期契約社員を正社員転換する場合、正社員転換制度を入れて就業規則の変更届をするのは計画申請の前でも後でも正社員転換する前なら大丈夫です。

でも有期契約社員を短時間正社員に転換する場合、就業規則の変更届をするのは計画申請をした後でないと不支給になります。

また、高年齢者無期雇用転換コースでは必ず計画申請をする前に就業規則を変更しなければいけません。

これら三つの助成金を比べただけでも、それぞれ皆手順が違うのです。

でも、手引きをよく読むとなぜそういう手順になるのかは分かるようになってきます。

専門の社会保険労務士に依頼した方が確実ですよ

でも管理部門が充実した大企業や製造業でもない限り、普通はそこまで読み込んでいるような時間も無いでしょう。間違いなく助成金を受給するならやはり申請する時間や手間や不支給になるリスクを考えると、専門の社会保険労務士に依頼した方が得策ではないかと思います。

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