働き方改革推進支援 in 相模原【神奈川県相模原市で助成金を活用する社会保険労務士】
今日は厚生労働省の委託事業、働き方改革推進支援で相模原の事業所を訪問してきました。顧問社会保険労務士はいるようですが、通常の社会保険労務士が対応していないことについて話を聞きたいとのことでした。
社会保険手続は社内で対応しており、派遣業許認可も自社対応、法改正の整備等は顧問社労士に依頼しているということで、助成金の話がメインになりました。
はじめに社内の基本事項をお伺いし、効率的に受給可能な助成金を四つ、状況により受給可能な助成金を一つご説明しました。
どのような事業所でも必ずと言っていいほど複数の助成金を受給できる可能性があります。
受給可能な助成金としてキャリアアップ助成金、高年齢者無期雇用転換コース、65歳超継続雇用促進コース、両立支援等助成金、働き方改革推進支援助成金についてご説明しましたが、丁度男性従業員に子供が生まれるということで、両立支援等助成金がタイムリーな状況でした。
ただ、この助成金は出産後8週間以内に5日連続の育児休業を取得すればいいのですが、その前に準備をしておくことがありますので、そんない時間的余裕があるわけではありません。
当然育児・介護休業規程の届出が必要ですが、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を自社ホームページか両立支援の広場に
掲載して労働局に届出をし、書面・ポスター等により従業員全員に周知し、個別支援シートによる個別支援面談を実施後に育児休業を取得することになりますので、あっという間に1か月以上の時間が経過してしまいます。
あと社会保険料を免除してもらうには月を跨いで5日間の育児休業を取得する必要がありますので、タイミングによっては1カ月強くらいしか時間的猶予が無くなってしまい、準備が非常にタイトになります。
その他の助成金についてはまだ時間的猶予はありますので、急ぐべき助成金について特に説明させていただきました。
助成金を受給することは権利ですので、是非少しでも多くの事業所に助成金を申請していただきたいと思います。
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