子育てパパ支援助成金はいよいよあと1月あまり！【助成金を活用する社会保険労務士 相模原】

子育てパパ支援助成金はいよいよあと1月あまり！【助成金を活用する社会保険労務士　相模原】

2022/02/23

助成金

男性が育児休業を取得することで受給できる助成金は来年度から助成金額が半分以下の２０万円になってしまいます。今男性従業員に子供が生まれる事業所はチャンスです。育児休業を取得する従業員にとっても会社に対する帰属意識も高まるでしょうし、会社の魅力度もあがり、助成金も受給出来て会社にとってもメリットばかりです。

この助成金は３月３１日までに５日間連続の育児休業を開始すると受給出来ます。受給金額は５７万円で、男性従業員の育休を支援することで個別支援加算が１０万円追加されます。更に５日間の育児目的休暇を取得すると２８.5万円加算されます。合計すると９５.5万円になります。更に生産性要件に該当すると１２０万円受給可能です。

連続5日間の育児休業を産後8週間以内に開始することが条件になります。そしてその内４日間は通常の出勤日である必要があります。１日は日曜日等の休日でも大丈夫です。

育児目的休暇は産前6週間、産後8週間以内に連続でなくても大丈夫ですので5日間休暇を取得する必要があります。この５日は全て通常の出勤日である必要があります。

そして育児休業を月を跨いで取得することで社会保険料が1か月免除されます。厚生年金保険料と健康保険料が免除されますので、会社負担分、本人負担分ともに5万円程度免除されることになります。

そして休業する従業員には雇用保険から育児休業給付金が支給されます。賃金の100分の67支給されますので、休業中給与が支給されなくても、社会保険料免除と合わせると収入が減ることはありませんので、従業員も安心して休業することが出来ます。

この金額で取得できるのは３月までですので、生まれたばかり、これからすぐ生まれる予定という男性従業員がいましたら、積極的に育児休業を支援して頂けたらいいと思います。

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