機械設備の導入・更新で最大600万円の助成金が受給できるの?【神奈川県相模原市で助成金を活用する社会保険労務士】
今回は前回に続いて生産性を上げて労務効率が上がるような機械設備を導入すると最大600万円受給可能な助成金の紹介です。
今回の助成金の名称は業務改善助成金、最低賃金プラス30円以内の従業員の賃金を20円以上昇給すると受給出来ます。昇給する金額は20円コースから90円コースまで5段階あり、昇給する対象の従業員数によっても助成金額が変わってきます。
この助成金は申請期限が令和4年1月31日となっていましたが、3月31日まで延長されました。厚生労働省としても給与アップをして欲しいという現れですね。今機械設備を導入したいと考えていて、最低賃金プラス30円以内の従業員がいたらチャンスです。
対象の従業員は有期契約社員でもアルバイトでも大丈夫です。週に2日、3日のアルバイトでもオーケーですので、賃金を60円あげたとすると月に6000円くらいの給与アップになります。30円なら3000円ですね。
給与を上げてもいいと考えているならば絶対に今あげるべきでしょう。いずれにしても毎年10月には最低賃金が上がります。昨年は島根県が32円アップ、秋田県と大分県が30円アップ、その他の問い道府県は全て28円か29円アップになりました。
つまり、いずれにしても10月には最低賃金に近い給与の従業員の給与アップをしなければならないので、先に給与アップをしておけば助成金を受給できます。
この助成金の活用事例としては、飲食店がデイバリー対応する為に3輪バイクを導入したものや、受発注機能付きのホームページを作成したもの、卸売業者でフォークリフトを導入したもの、美容院でPOSレジシステムを導入したものなど、様々な事例で支給実績が出ています。
その他にも該当するものがまだまだ数多くありますので、もし購入したい機械設備があれば、それは生産性の向上につながるものだと考えて計画書を作成すれば助成金が支給されるはずですので、是非ともチャレンジしてみるといいと思います。
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代表社会保険労務士 清 水 利 行 (Toshiyuki Shimizu)
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神奈川県央地区助成金申請件数№1
相模原で助成金を活用する社会保険労務士
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